飛べるまでの期間は?

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私の場合、初フライトまで12日間かかりました。しかし、それはあなたの練習できる時間の確保によって変わります。私の場合は、2020年の8月に集中して休暇が取れたから助かりました。

 インストラクターが提供してくれる教材あるいはインストラクターが推奨するウエブサイトやYouTubeなどを利用して学びます。私は知識については、アメリカのフロリダ州にあるAviator Paramotorというフライトスクールが提供しているYouTubeで、グライダー構造の基本知識や立ち上げの基本動作などを学びました。

英語ですが、インストラクター達の教え方がわかり易いと感じました。初心を忘れないようにほぼ毎日”AviatorPPG Ground Handling DVD – FULL LENGTH”を見ています。1時間39分もあるので、毎回自分の見たい部分だけを10分から30分程度眺めています。

実技習得までの期間も個人差が大きいでしょう。運動神経の良い人はグライダーの立ち上げのコツを1,2日で体得する場合もありますが、人によっては5、6日必要なこともあるでしょう。このように書くと大変難しそうに思えますが、自転車の練習と同じだと思ってください。誰かに後ろの荷台を支えてもらって練習するうちに、ひょっとしたことで倒れないコツを体得します。その瞬間を迎えるまでの時間に個人差があるのと同じだと考えてください。

 このように見てくると、どうでしょうか、初練習から初フライトまで、人によっては10日くらいから1か月、2か月と練習期間が異なるでしょう。何度も言いますが、練習時間によると思います。私のように10年もかける人はまずいないでしょうが、それでも諦めなかったのは、それだけ魅力あるスポーツだということです。

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小林 明
Akira Kobayashi

About the Author

1953年、広島県比婆郡(現庄原市)に生まれました。趣味は、映画鑑賞、パラモーター、セスナの操縦(免許はシンガポール大使館在勤中に取得)、スキー、居合道(全日本居合道連盟五段)等です。本職は明治大学で留学や国際教育について教えています。多様な海外留学・活動プログラムを企画実施したり、学生にアドバイスすることも大切なことです。